ていきょうネタ連打

ネタを連打するブログ。

少し恥ずかしい話【大人のアレがアレな話】

あれは4年程前のことです。
我が家は4人家族、私と妻、長男(当時8歳)長女(当時4歳)
で、裕福とはいえませんがごく普通に毎日を楽しく暮らしていました。
そんなある日、あれは日曜だったと思います。
会社が休みということもありどこにも出かけず家でのんびりTVを見ていたときのことです。

私と妻はリビングで何気なくニュースか何かを見ていました、
すると子供部屋兼わたしの寝室(寝室があまり広くないので私だけ夜は子供部屋で寝ています)で遊んでいた娘が何かを持ってリビングにやってきました。

箱のようなものにお気に入りのおもちゃをたくさん入れるのが
そのころの娘のブームだったようで、その時もたくさんのおもちゃを箱に入れて持ち運んでいました。

ふとその箱に入っているおもちゃを見てみると、
その中になにやらおもちゃっぽくないものが入っているのが見えました。
それは単三電池でした。
しかも見覚えのある(特徴のある電池)だったのです。
その電池を見た瞬間私は思わず声を上げてしましました。
「あっ」っと。
その様子に妻も異変を感じたのか私の視線の先にあるものを見つめましたが妻はピンと来なかったようで首を傾げていました。
実はその電池、隠してあるはずの大人のおもちゃに入っている付属の電池だったのです。
ああいったものに付属されている電池はほとんどが特徴のある見たことも無いようなメーカーの電池なのですぐにそれとわかりました。

結婚も9年になり少しマンネリ化してきた夜の生活を少しでも盛り上げようと、妻と相談して買った大人のおもちゃのものだったのです。

私は焦り、妻にもその事を小声で伝え、娘に恐る恐る
「それはどこにあったの?どうやって持ってきたの?」
と聞きました、すると娘が言いました、
「あのね、あの顔のついたウインウインいうやつから取ってきたの」と、、、、

絶望という言葉がこのときほど強く感じられたことはありませんでした。
妻の顔は恥ずかしさで見る見るこわばり赤くなっていきます。
確かに子供の目に付かないところに隠してあったはずなのに、
なぜ?という思いと「ウインウイン」という娘の言葉に罪悪感を覚えいたたまれない気持ちになりました。

どうやら、よく話を聞いてみると
一緒に遊んでいた兄が少し高い後ころにある棚を手当たり次第に物色し何故かあの大人のおもちゃを見つけてしまったそうです。
確かに子供にとって見ればスイッチを入れて不可思議な動きをする変な顔のついたものを見つければいじってみたくなるのもわかります。

ですが、まだ幼く、それがなんであるかも分からないうちは
いいのですが、中学生くらいになってふとその事を思い出したときの子供の気持ちを考えると気の毒でなりません。

あのときのアレはアレだったんだ、
お父さんとお母さんはアレでアレを、、とか、、、

これで話はお終いです。
ありがとうございました。